コミュニケーション

【間違った叱り方してませんか?】信頼を失わないミスをした時の正しい叱り方

パワハラ

相手の間違いを正すことは大切なことですが、たった1回叱ることが自分の印象の関わったり相手のやる気にも関わるとても重要なことです。

ここでは叱る時にどういうことを考えるべきなのか?を知ってもらい、正しい叱り方、躾の仕方を知ってもらえればと思います。部下に対する叱り方も子供対する叱り方も根本は同じです。

叱ることは怒鳴ることではありません。叱ることは相手にミスを突きつけて改善のための話し合いです。叱るのが上手い人は話を聞くことが上手くまとめるのが上手い人です。

叱ることの目的と順序を理解する

いつ叱るということは、相手が間違ったことやダメなことをした時です。

大前提として感情的に叱ることは絶対にやってはいけません。

叱ることの目的は、自分がやったことは間違いだと知ってもらう何が正しいのかを理解しても納得してもらうことです。納得した上で次から気をつけてもらうことが目的です。
下の順序で実行することで初めて叱ることの効果が現れます。

 

  • ①原因と背景の理解
  • ②責任の所在と原因の共有すり合わせ
  • ③原因の改善、予防策

原因と背景の理解

まず叱るためには準備が必要です。

相手がやった事実だけでは叱ることはできません。なぜそういうことをしたのか?これをある程度理解しないとただ相手を攻めているだけになってしまう可能性があります。できるだけ前情報を集めた段階で相手と話ができることが一番よいです。ただ前情報をすべて鵜呑みにするのではなく当人からも確りと話を聞くことが大事です。周りの情報が正しいとは限りませんし当人が言っていることが正しいとも限りません。できる限りの情報の中から正しい答えを出す必要があります。

部下
すいません、仕事でミスをしました。

これを聞いて貴方は何を叱りますか?何もわからないのに何もいえるわけがありません。ここで「こんなこともできないのか?」と攻めるのはまず間違っています。仕事の「何」をミスしたのか?その原因はなんなのか?を知らなければ間違いを正すことはできません。

ダンディ
どの仕事でなんのミスをしましたか?
部下

①前日先輩に飲みに連れて行かれ、当日取引先との待ち合わせに寝坊した。
②覚えたばかりの仕事を実践したが上手くいかずミスをした。
③覚えてもいない仕事を押し付けられて、自分で頑張ったがダメだった。

3パターン上げてみましたが、すべてミスの原因が違います。

ここまで原因を追究しないと何を叱るべきかがわかりません。

一番知るべき情報は誰の責任なのか?次に責任の背景です。

前日先輩に飲みに連れて行かれ、当日取引先との待ち合わせに寝坊した。

責任は「本人」にあります。次に背景から「先輩」が見えてきます。この場合は「寝坊」という原因でミスが発生しているので基本的に「本人」の責任となるでしょう。ただこの場合本人を叱るのではなく先輩に対してもひとつアプローチを加える必要があるかと思います。

覚えたばかりの仕事を実践したが上手くいかずミスをした

新人などでよくあるパターンですが、覚えたての仕事ができなかったのは「本人」のミスではありますが、その仕事が一人でできる段階だと判断したのは上司や先輩にあります。もし自分が上司の場合、仕事を投げたことの責任は自分にもあります。

覚えてもいない仕事を押し付けられて、自分で頑張ったがダメだった。

この場合は本人に責任はあるのでしょうか?報告責任と言えばあるかもしれませんが、仕事を押し付けた人に責任があると言えるでしょう。

このパターンだけでも色々な背景が見えてきます。この背景を踏まえた上で何が間違っていてどう正すべきなのかを考える必要があります。パワハラの大本は理不尽です。叱り方一つで相手を理不尽だと感じさせないことが重要です。背景を知ることが今何を考えているのか?どう話せば納得してもらえるのかを考えることができます。理不尽な叱り方は絶対にしてはいけません。

責任の所在と原因の共有すり合わせ

一昔前までは上司は絶対でしたが今はそう思われていません。叱るときに相手をいかに納得させるかがここでは重要です。

ここで重要なのは「責任」は誰にあり、「何が原因」かを当事者とすり合わせることです。一方的な決め付けはよくありませんし、相手が納得しなければ何も正せたことになりません。叱ることは自己満足であってはなりません。

叱られる側も当然人が違えば対応も違います。大きく分けるのであれば2パターンに分類されます。

  • とりあえず謝っておけばいいと思っている。
  • すべて自分が悪いんです、本当にすいませんでした。

まず前者の場合、謝罪をまともに受け止めてはダメです。こちらから誰が責任で何が原因なのかを確りと突き詰めないとダメです。すべてを理解した上で謝罪しているのと、何もわかっていないが謝罪しているでは意味が違います。まず理解をさせないと納得は絶対にさせることができません。

後者の場合、自分のミスで頭がいっぱいになり回りが見えない状態です。この場合は物事を時系列に直したり整理をしてあげましょう。パニックになっている状態では何も理解できず納得にもたどり着きません。

すり合わせは基本的に話合いです。一方的に話すのではなく相手の話を尊重して聴いた上で話を進めましょう。

叱るばかりでは良くない

叱りっている中にも、褒めるポイントはあるはずです。できる人ほどそういうポイントを見つけるのが上手です。「行動を起こしたが失敗した」失敗したことは褒められませんが、行動を起こしたことは褒めるに値するかもしれません。こういう細かいポイントでも褒めることを忘れないようにしましょう。

原因の改善、予防策

ここまでくればもう怒鳴る必要もないでしょう。

基本的にはここまでの話し合いが成立しているのであればこのパートはそこまで難しく考える必要はありません。

原因に対する解決策を一緒に考えるだけです。

最後に予防策ですが、これは改善策とはまた違います。

部下
ありがとうございました。同じミスは起こしません、次は気をつけます。

この一言を言わせるだけで同じミスを起こしたときの対応が非常に楽になります。

まとめ

どうだったでしょうか?

叱ることについて書いていますが基本的には話し合いです。相手の話を聞いてそれに対してのリアクションを確りと取り話し合いになっていれば絶対に理不尽な叱り方にはなりません。更に叱ることによって得られることは問題の改善だけでなく相手との関係も良くなったりします。今の時代理不尽に怒鳴り散らす上司などがネットなどで取り上げられ話題になったり、パワハラが問題になったりと人間関係は更に難しくなってるように思われますが、これは違います。

逆に自分はそういう人間ではないということが、今までは何も思われませんでしたが今の時代ではまともな上司として信頼されることが多いです。話を普通に聞いてくれて助言をくれる優しい上司って普通ですよね?一昔前であれば体育会系の上下関係が普通でした。今は時代が変わり普通への価値観が変わります。普段優しくても叱るときだけ感情的になってしまえばそういう目で見られるようになります。

普段の行いも大事ではありますが、こういう時に確りと対応できてこそ良い上司になれるでしょう。

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