Excel関数の中でも特に実用性が高く、多くのビジネスシーンで活用されるVLOOKUP関数。この記事では、初心者の方でも3分で理解できるよう、基本的な使い方から実践的な応用例まで分かりやすく解説します。
VLOOKUP関数とは?
VLOOKUP(Vertical Lookup)関数は、縦方向に検索を行い、指定した値に対応するデータを取得するExcel関数です。大量のデータから特定の情報を素早く見つけ出すことができる、非常に便利な機能です。
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE)
- 検索値:探したい値を指定
- 範囲:検索するテーブル範囲
- 列番号:取得したいデータの列番号
- FALSE:完全一致で検索
具体的な使用例
商品管理表から特定の商品の価格を検索する例を見てみましょう。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 商品名 | 単価 | 在庫 |
2 | りんご | 150 | 50 |
3 | みかん | 100 | 30 |
4 | バナナ | 120 | 25 |
操作手順
1
📁 データを準備
検索対象となるテーブルを用意します。A1:C4の範囲に商品データを入力。
2
✏️ 関数を入力
E2セルに =VLOOKUP(D2,A2:C4,2,FALSE) と入力します。
3
⚡ 検索値を指定
D2セルに「りんご」と入力すると、E2セルに「150」が表示されます。
よく使うショートカット
Ctrl + C
コピー
Ctrl + V
貼り付け
F2
セル編集モード
Ctrl + Z
元に戻す
よくあるエラーと対処法
#N/A エラー
検索値が見つからない場合に表示されます。検索値のスペルや、データの形式(文字列/数値)を確認しましょう。
#REF! エラー
列番号が範囲を超えている場合に表示されます。列番号が正しいか確認してください。
まとめ
VLOOKUP関数をマスターすることで、大量のデータを効率的に処理できるようになります。まずは簡単な例から始めて、徐々に複雑な検索処理にチャレンジしてみましょう。